
ヒアルプロテクトは分子量5万~11万のヒアルロン酸を、2%に調整した化粧品です。
海外の論文を根拠として、 鶴舞公園クリニック(本院)院長の深谷先生が考案したユニークな製品です。
この分子量サイズのヒアルロン酸がなぜ皮膚に良いかというと、妊娠16週頃の羊水中に増加するヒアルロン酸と同じであるからです。
妊娠16週頃の羊水中に増加するヒアルロン酸と同じ分子量サイズ
胎児の皮膚は妊娠16週ころに形成されます。それまで一層の薄い細胞であったものが、重層し角化を始めます。これは羊水中に増える分子量10万付近のヒアルロン酸の働きによります。ヒアルプロテクトを外用することは、ダメージを受け萎縮した皮膚を、羊水タンクに漬けるようなイメージです。
たいへん興味深いことに、このヒアルロン酸、胎児自身が腎臓で産生して尿とともに羊水中に排出しています。胎児が自分で皮膚の成熟を促しているのです。うまく出来ていますね。 妊娠後期には、このヒアルロン酸、羊水中から消失してしまいます。皮膚を成熟させるという役割を終えたからです。
なぜ、分子量10万付近なのか?というと、これは表皮細胞表面にあるCD44というレセプターへの作用のメカニズムが関係しています。
商品
商品をクリックするとヒアルプロテクト販売サイトにジャンプします。
ご使用方法
使い方は、お化粧される方の場合、化粧水代わり、あるいは化粧水の前後(どちらでも)に用います。
はじめ、ぬるぬるした感じがありますが、すぐにさらさらになります。突っ張った感じがするかもしれませんが、その場合は、さらに別の保湿剤(何でもよい)をお使いください。
通常のヒアルロン酸美容液の場合、分子量が100万以上と大きいので、外用した後、皮膚に吸収されにくく、ぬるぬる感が持続し、それゆえ保湿効果が大きいですが、ヒアルプロテクトは、それ自身による保湿が主目的ではありません。
だから、それ自身は「はじめぬるぬる、あとさらさら」です。
お化粧しない方の場合も同様で、保湿剤として物足りなさを感じるようであれば、それまでお使いの保湿剤を追加してかまいません。
配合成分
水・ヒアルロン酸Na・フェノキシエタノール・プチルカルバミン酸ヨウ化プロビニル・ヒドロキシプロピルシクロデキストリン
使用上の注意
効能・効果については個人差があります。合わない場合は使用を中止して医師にご相談ください。
製造元
株式会社田中科学実験所