アートメイクArtMake
「リスク・副作用について」
妊娠・授乳
アートメイク施術は妊娠中でも授乳中でも可能です。しかし、緊張やストレスには個人差があり、それが胎児や乳児に与える影響を否定はできません。また、局所麻酔薬(キシロカインなど)を用いますが、少量ですので、胎児や乳児に影響を与えることは考えにくいです。
アレルギーなど
当院で用いるアートメイク色素は、国産で、全成分は、水酸化鉄(FeO(OH))・酸化第二鉄(Fe2O3)・カーボンブラック・ポリエチレングリコール(PEG-1500)・1,3ブチレングリコールです。いずれもアレルギーを生じにくい成分ですが、可能性はゼロとは言い切れません。アレルギーその他の異常な反応を生じた場合の治療費はご負担ください。
MRI
当院で用いるアートメイク色素には、鉄(Fe)分が含まれており、導電性(電気を通す性質)があります。過去に鉄分を含む色素によるタトゥーやアートメイクをした人がMRI検査を受けた際に、その部に軽いやけどをしたケースが海外の医学雑誌に報告されています。しかしこれらは非常に密に(真っ黒に)色素を入れた場合であり、通常の日本人の薄いアートメイクではまず生じません。万が一MRIの検査を受けたときにチリチリとした熱感があった場合には、いったん検査を中止し、アイスノンなどで冷やしながら再検査を受けてください。
paradoxical darkening
アートメイクした箇所に、後日、レーザー照射すると、その箇所が黒色化することがあります。繰り返し照射によって反転して薄くなりますが、範囲が小さな場合は、炭酸ガスレーザーで削ったほうが良い場合もあります。その場合の費用は別途負担になります。